柄谷行人「将来、後藤明生を反復するやつが間違いなく出てくる」(【対談編】「文学の志」より)
「内向の世代」とはいったい何だったのか?
すべて「単行本未収録」の近代文学史の貴重な証言が満載!
【全て単行本初収録・戦後文学の貴重な証言満載の座談集】
後藤明生はじめ、阿部昭、黒井千次、坂上弘、古井由吉など、サラリーマンをしながら小説を執筆した「内向の世代」の作家たちが集結した「伝説」の連続座談会をはじめ、1970年代から1990年代に行われた、全て単行本初収録の座談集。また、実作者でありながら優れた理論家でもあった後藤が提唱した「小説を読まずに小説を書いた人はいない」という考えに基づく「千円札文学論」など独自の文学論を開陳。全ての文学ファン&研究者が必携の書。『対談篇』も同時刊行。
◉造本:A5判・上製・函入・448頁(2段組)
◉目次
▶︎五木寛之:文学における原体験と方法(1969年)
▶︎三浦哲郎:追分書下ろし暮し(1974年)
▶︎黒井千次:父たる術とは(1974年)
▶︎三浦哲朗:作家の話『めぐり逢い』をめぐって対談(1976年)
▶︎岡松和夫:「厄介」な世代(1976年)
▶︎山口昌男:失われた喜劇を求めて(1977年)
▶︎秋山駿:文体について(1977年07)
▶︎江川卓:ロシア文明の再点検(1980年)
▶︎三枝和子:女をめぐって(1981年)
▶︎三浦雅士:「十二月八日」に映る内向と自閉の状況(1982年)
▶︎別役実:何がおかしいの?(1984年)
▶︎小島信夫:文学は「隠し味」ですか?(1984年)
▶︎松下裕:チェーホフの面白さ(1987年)
▶︎富岡幸一郎:後藤明生と「首塚の上のアドバルーン」(1989年)
▶︎蓮實重彦:小説のディスクール(1990年)
▶︎菅野昭正:横光利一往還(1990年)
▶︎渡部直己:大谷崎を解錠する(1991年)
▶︎三浦清宏:文学教育の現場から(1992年)
▶︎柄谷行人:文学の志(1993年)
▶︎島田雅彦:親としての「内向の世代」(1993年)
▶︎菅野昭正:小説のトポロジー(1995年)
▶︎佐伯彰一:小説の方法意識について(1997年)
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